正しく知る放射能
Contents

◆はじめに
◆巻頭カラー
日本とアメリカの自然放射線/放射性物質が出す「放射線」とは何か/核分裂の連鎖反応の起こり方/放射線の強さと人体への影響/放射能・放射線の「単位」を知る/宇宙から降り注ぐ放射線


Q&A 放射能・放射線の疑問に答える
Q1 放射能、放射性物質、放射線の関係は?
Q2 放射能をもっている物質とは?
Q3 放射性元素の「半減期」とは何か?
Q4 体内に入った放射性物質はいつまでそこにとどまるのか?
Q5 アルファ線、ベータ線、ガンマ線は何が違うのか?
Q6 放射線をどのくらい浴びるとがんや白血病になるのか?
Q7 内部被曝の「預託線量」とは何か?
Q8 放射線の量と強さはどうやって測るか?
Q9 自分の被曝線量をどうやって測定するか?
Q10空港のボディースキャナー(X線検査)でどのくらい被曝するのか?
Q11自然界にも放射能は存在するか?
Q12 放射線はどんな医療や科学研究に利用されているか?
Q13放射性物質はなぜ原子炉の中で熱を出すのか?
Q14原子炉と原子爆弾はどこが違うか?

第1部 放射能と放射線の基礎知識
第1章 これだけは知りたい放射能
第2章 自然の中の放射線
インタビュー/アメリカ原子力規制委員会(NRC)元放射線防護専門家に聞く
あなたの「放射線」理解はどこまで正しいか?

第2部 人体に影響する放射線量の境界
第3章 放射線被曝と健康影響のしくみ
“フクシマ”への日本の対応に思う
第4章 特別寄稿■世界的な放射線専門家による“どんな低放射線も有害だ仮説”批判
社会に巨大な負担と犠牲を強いる放射線影響「LNT仮説」
放射線量の「しきい値」とは何か
●放射線の「ホルミシス効果」
低線量の放射線は健康によい?

●コラム
中性子線とは?/広島の白血病増加/食品の「暫定基準値」の決め方/おもな放射線検出器


とじ込み★特別付録
アメリカの放射線緊急対応マニュアル
1 放射線事故の対応マニュアル
2 緊急対応Q&A
3 放射線事故の「避難区域」
4 緊急度の4レベル
5 被曝を最小化する“3つのキーワード”時間・距離・遮蔽
6 放射線緊急事態の時間尺度
7 子どもの被災体験対応マニュアル